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遊園地のトラウマ



前回担当記事より、引き続きトラウマ話を。
今回は遊園地にまつわるトラウマを3つ、挙げてみます。
文字ばかりで長めなので、暇で仕方がないときにでもどうぞ!

■1つめ
皆様は、「としまえん」という遊園地をご存じでしょうか。
↓こちらです。
http://www.toshimaen.co.jp/index.html

小さい頃はあそこによく連れて行ってもらいました。
としまえんには、自分の足で歩かなければならないタイプのお化け屋敷があります。
今はどうだかわからないのですが、当時は純和風の内容だったと記憶しています。
障子があったり、古びた井戸があったり、墓場があったりなど。
何せ昔の記憶すぎて、詳細をはっきりと思い出すのは難しいのですが。

あれは、小学校に入る前。園児だった頃です。
私は母と2人で真っ暗なお化け屋敷の中を歩いていました。
あちこちに不気味な影があって、おぞましい音がしたりして、もうビクビク。
母の手をぎゅっと握りしめながら、お化け屋敷を進んでいったのです。

ところがですね、その母がとある場所で突然私の手を離したのです。
そこは、ろくろ首がにゅっと出てくる場所。
母は私をろくろ首にできるだけ近づくように指示すると、カメラを構えました。
「はい、笑って!」

笑えるわけない。私、ぎゃん泣き。
ろくろ首、センサーだったのかな……私が前に立っている間、ずっとそこにいる。
もしかしたら、ちょっと首が揺れてたかもしれない。
私は恐怖で逃げ出すこともできず、「笑って」のリクエストに応えることもできず、
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら、延々と立ち尽くし続けました。
あの時間は長かった。ほんと、それだけはよく覚えてます。

あれ以来、私は歩くタイプのお化け屋敷が本当に駄目です。
手汗が滝のように出てくる。
私のホラー耐性の低さは、ここが始まりなんじゃないかと思います。
乗り物タイプは、目を閉じていれば済むので平気なんですけど。

■2つめ
こちらも「としまえん」での話。
私、昔からジェットコースターの落下時に感じる、お腹がふわっとするあの感覚、
いわゆる無重力状態がとても苦手でした。
で、そういうのを感じそうな乗り物は極力避けてきたんです。

ところが小学生くらいだったかな、母や親戚ととしまえんに行きまして。
あそこには「パイレーツ」という、
大きな船が振り子のように左右に揺れるタイプの乗り物があります。
あれに私がまだ乗ったことがない、というのが母や親戚にバレまして。
(乗ったことがないと知られたらきっと乗れと言われるので、隠していた)
「そんなに怖くないよ」という言葉に説得され、渋々乗ることになりました。

そしたらね、母がアドバイスをくれたんです。
「船の先端に乗ると、落下量が少ないから無重力にならないよ」って。
……未知への恐怖に考える力が弱まっていたんでしょうね。
私は素直に頷き、船の先端の席を選んで座りました。
そして安全バーが降り、船が動き始めます。
そこでようやく、私は気付きました。
「船の先端のほうが落下量、明らかに多くない?」
「一番怖くないのは、船の真ん中の席だったんじゃないの?」って。

でも、もう後の祭りなんです。
騙されたと気付いたときの絶望感と来たら、すごかったですよ。
はっきりくっきりと覚えていますが、私はあのとき生まれて初めて、
恐怖で足が震えるという体験をしました。
あれ以来、パイレーツ系の乗り物には一切乗ってません。
これからもないと思う。

■3つめ
最後は、ディズニーランドが舞台となります。
私が小学生か中学生、その辺りの頃のお話です。

無重力状態が苦手な私は、ランドで唯一
「スプラッシュマウンテン」を苦手としておりました。
最後にコースターが滝にダイブする、あれが怖くて。
しかしこの頃になると、ランドには友人ともよく行く機会があったので、
スプラッシュマウンテンの恐怖を乗り越えたいなと思っていたんです。
絶叫系は、みんなで楽しみたいですしね。

で、家族でランドに行ったとき、その悩みを話しました。
そうしたら母が言うんです。
「落下するときに顔を上げて、両手でバンザイするといい」って。

なるほど、と思いました。
それまで落下時といえば、歯を食いしばって顔を伏せて安全バーにしがみつく、
という体勢しかしたことがなかったんです。
だけど皆がやっている落下時のバンザイ、
あれは恐怖を散らすためのもの
だったんだなって。

勿論試しました。
で、泣きました。当然のごとく。
顔を上げて手を離すと恐怖が倍増されるだなんて、聞いてない!!!!!!
これで口を開けたら魂が抜け出ていくんじゃないかって、一瞬本気で思った。

ちなみに母は、スプラッシュマウンテンで私がしっかり顔を上げて
撮影された写真を見てご満悦でした。
私はあれから、二度とバンザイポーズをしなくなりました。
スプラッシュマウンテン自体は、とにかく乗りまくって慣れることで克服できました。

――以上、遊園地にまつわるトラウマでした。
こうして振り返ると全部、母が原因なんですけども。
私はなんて素直な子供だったんでしょうね。
さぞ騙しやすかったでしょうよ……。

この3つのトラウマに関しては、成長してから文句を言ったんですが、
母は大笑いしてました。まったく覚えてないって。ちくしょう。
まあでも、こんな出来事がありつつも、今でも母と行く遊園地が好きです。
愉快な人なんですよ。

では、本日はこの辺で。
担当は、恵莉ひなこでお送りしました!