
こんばんは。
本日の担当は、恵莉ひなこでお送りします。
今日は、「ちょっとした空き時間に読むと、ちょっとためになるお気に入り本」を紹介します。
こんなラインナップです。

色んな言葉が載っている系の本です。
軽く説明していきますね。
○美人の日本語
響きが美しい日本語が、1年365日分載っています。
例えば、本日7月20日のページを見ると、「心星(しんぼし)」とあります。
北極星ポラリスの別名で、周りの星が北極星を中心に回っているように見えるので、
星空の中心に見立てて「心星」と呼ぶのだとか。
私の誕生日は「忘れ水」でした。
野中や木陰を流れる、誰にも気付かれないような水の流れのことだそうです。
こんな感じの綺麗な日本語と、その由来などがさらっと載っていて、読む度に素敵な気持ちになります。
気分転換をしたいとき、適当に開いたページの言葉を読むのがオススメです。
○ヴィランズ魅惑の言葉
ディズニーのヴィランズ(悪役)の名台詞が載っている本です。
日本語と英訳の両方が掲載されています。
私のお気に入りはリトル・マーメイドのヴィランズであるアースラの台詞。
「真実の愛などない!」(So much for true love !)
うーん、なかなかのインパクト。
不思議の国のアリスのチェシャ猫もこの本に載っているのが、意外でした。
そうか、奴もヴィランズなのか……!
○感情類語辞典
類語辞典としては、一風変わった本です。
普通の類語辞典は、「怒り」と引けば「憤り」「憤怒」「激怒」などの、「言葉」が出てきますが、
この辞典は「表現」が出てきます。
「怒り」なら、「鼻の穴を膨らませる」「手のひらに爪を食い込ませる」「歯ぎしりする」とか。
「湿疹、ニキビといった肌の問題が生じる」「作り笑いをする」なんていうのもあります。
読んでいると、あのキャラクターならこういう怒り方になるだろう、なんて考えが広がります。
○ことわざ辞典
写真にはないのですが、ことわざ辞典もご紹介。
全ページを読むのはしんどいので、これも適当に開いたページを読む形が好きです。
索引から見ていくのも面白いです。
「十人十色」というカテゴリには「十人十色」の他に「たで食う虫もすきずき」
「蓼蟲苦きを知らず」「我が好きを人にふるまう」があるんだな、とか。
読んでみると、確かに「十人十色」だこれは……ということわざばっかりです。
他にも、犬から始まることわざと猫から始まることわざ、どちらが多いんだろうと気になって調べたりとか。
私のことわざ辞典によると、犬は18、猫は23……ふむ、猫が多いようです。
ところで、「猫にまたたび」の類似ことわざに「猫にまたたび女郎衆に小判犬に握り飯走って来い」という、なんとも欲張りな印象のことわざを見つけて笑いました。
面白いことわざがたくさんあって、ことわざ辞典オススメです。
――以上です!
皆様も、少しだけ暇な時間ができたときなど、こんな本は如何でしょうか。
思いの外楽しめると思います。
それでは、ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
