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片手の物語

花井カオリ
みなさまこんにちは!
本日の担当は花井カオリでございます。

更新がしばし止まってしまい失礼いたしました。
お仕事を頑張りすぎてブログの存在を忘れてしまうという……へへへ。
エレ女メンバーから「さっさと書け!」としこたま怒られました。
すみません……。

しかし、インフルエンザが大流行しておりますね。
一度かかると一週間程度は身体が辛くなるので、どうにか患わずにこの時期を乗り越えたいところ。

そう、特に今の私は、絶対にインフルエンザなんぞに身体を毒されるわけにはいかないのです。
何せ……今週末は兵庫県へ宝塚版『るろうに剣心』を見に行くのだから!!
チケットもホテルも飛行機も料金支払い済みなんだ、自宅謹慎とか無理。

全力で楽しむためにも、どうかこの健康を維持したい。

みなさまも電車などに乗る際は必ずマスクを着用してくださいね。
あと、食べ物をシェアする系のご飯屋さんはなるべく避けるように……。

さて本題に入りましょう。
実は最近、ようやく新しい電子書籍リーダーを手に入れました。

じゃん!
Kindle peperwhiteニューモデル。2015年版ですね。
DSC_0461.jpg

写真左下に写っているのが、今まで愛用していた2012年版のKindleです。
大して変わってないだろうなぁと思いながらも、ふらっと家電屋さんに立ち寄った際に実機を触ってみたところ……。

なんだこれ! びっくりするくらい精度が上がってんじゃん!

……ってことで、そのままレジに連れていきました。
2012年版にそこまで不満があったわけではないのですが、買わずにはいられませんでしたねー。

だって、文字のクリアさが違う!
辞書のポップアップが出てくる早さが違う!

ほら、どうよこのドヤ感。
DSC_0462.jpg
/ドヤッ\

画面の紙っぽい質感は相変わらずですね。素晴らしい。
スマホのような液晶画面だと目が痛くなってずっと読んでいられませんが、
このe-inkスクリーンとかいうなんかすごい技術(雑)のおかげで、実際の紙よりも快適に読書ライフを送れる! なんという優れもの!

こうしてスマホの液晶と比べてみると、その差は歴然ですね。
もうね、ほぼ紙。明るさ調節できる紙。
IMG_20160229_165631.jpg

世の中には、割りと多くの「紙の本愛好家」がいる様子。
勿論、私も紙の本は大好きです。
一人で本屋に行けば、軽く3時間は物色していられるほど。
でも、電子書籍も悪くありませんよ。
「読んだ感じがしない」という意見もちらほら聞きますが、私はそんな風に思ったことはないかな。
まあ、紙の本特有の「残りのページが減っていく感」は確かにないです。
左下に表示されてるパーセンテージが上がっていくだけ。

それでも、例えば旅行先で本を読み終えてしまい、次の本を入手すべく本屋を探し回る……なんてこともありませんし、
今すぐ続編を読みたいのに手元にない!ってこともありません。その場ですぐ買えるから。

「この本の、この文章素敵だなあ」って思った箇所にはマーカーを引いておけるし、何冊かの本を同時に読むことだって可能です。
(ちなみに今は、アンドレアス・グルーバー著『夏を殺す少女』と、阿刀田高著『ナポレオン狂』を同時読みしております)

どんなに分厚い本も、片手で軽々読めるんですもの。
これなら私も京極夏彦さんの小説を電車で読める。
さっきもちょろっと話しましたが、分からない言葉があればすぐに辞書機能で意味を調べられる
これ、革命的だと思います。
DSC_0469.jpg

個人的には、デメリットが見つからないレベル。
読み手からすれば電子書籍でいいけど、まあいざ自分が本を出版することになったら紙で出して形に残したいよね(震え声)

これじゃなんだか電子書籍リーダーの回し者みたいですが、思った以上に所持者が少ない事に気づいたので、ちょっとオススメしてみました。

Kindleならamazonの月替わりセールで1冊40%オフとかあるし、無料本もゴロゴロあるので、しばらく楽しめますよ。

是非みなさんも電子書籍ライフを送るといいと思います。
そんな感じで、ブログおわり。

本日の担当は花井カオリでした!(*´∀`)ノシ

表現したい



こんばんは。
今回は、シナリオを書いているときのこだわり紹介です。

これはもう、個人の嗜好によるのかと思うのですが、
私は食べ物が美味しそうに感じられる文章がとっても好きなんです。
なので、私が書くものには食べ物がわりと出てくる方だと思います。

CD脚本やSSなどは、文字だけでいくらでも表現ができるので。
ゲームのように視覚に左右されない分、食べ物の美味しさ表現にこだわってしまいます。



例えば、このようなパンケーキ。
焼きたての匂い、ナイフを差し入れたときの感触と音、
徐々に溶けてチョコレートソースと混じり合うホイップとアイスクリーム。
一口に切り分けて食べるのか、大きくカットして口いっぱいに頬張るのか。
口に入れるまでの過程はとっても重要です。
そして口の中に入れたとき、とろけるのかじゅわっと甘みが広がるのか、
最早言葉など不要な美味しさなのか。
これは食べているキャラクターによって表現方法が細かく分かれてくるのかなと思います。

個人的には、どんなシナリオでも食べ物描写をねちねちと書きまくりたいんですが、
尺の都合があって、なかなかそうはいきません。
それでも、シナリオにいただく感想に「とてもお腹が空きました」等という一文があると、
思わずガッツポーズです。

他に、風景の描写もとても好きです。
でも風景って、なかなか難しくて。
特に、色の起伏や目立つものがない風景の描写には苦労します。



例えば、こういう緑しかない風景。
実際に歩くと、とても素敵な場所なんです。
連なる緑と、視界に入る空とのコントラストが、ハッとするほど鮮やかで。
でも文字だけで表そうとすると、なんでしょうね……華がない、と言いますか。
読み手(聞き手)の興味を惹きつけるだけの言葉を、用意できないのです。
これが、紅葉だったり花畑だったりすると、話は別なのですが……。



苔とか、本当に難しい。
岩肌やアスファルトが苔に覆われている光景って、美しいと思うのです。
しかし、しかし……!!
それを魅力的に表現するには、まだ力量が足りていない……っ!!

こういった風景はさらりとした表現で流して、もっとわかりやすく美しい風景を
魅力的に表現して際立たせる、というのが一般的だとは思うのですが。
一見すると平凡寄りな風景にもスポットを当ててあげたいと、どうしても思ってしまいます。

ただ、シナリオに求められているものは食べ物や風景の表現ではないと思いますので、
あくまで自分の中でのこだわりに留まりますね、やっぱり。
昔、ひたすらに食事するSSや、町並みを描くだけのSSを個人的に書いたことがありますが、
異様に楽しかった気がします。

こういったこだわりは、他のライターさんにもあるものなんでしょうか。
色々と聞いてみたいなあと、ふと思った次第です。

それでは、今回はこの辺りで失礼します。
本日の担当は、恵莉ひなこでお送りしました!

一枚目:とても滑らかな

スグルさん

初めまして、エレファンテ女子部の5人目として加入しました竜仲スグルです!
「おもしろいブログを書け」というプレッシャーをひしひしと感じておりますが、今回は初回なので口笛でも吹きながら素知らぬふりをして自己紹介しようと思います。


まず、私の好きなものは漫画、アニメ、スポーツ、音楽です。
だいたいこの時点で言われます。
「どっちなの?」と。
インドアなのか、アウトドアなのか。
答えは「どっちも」です。
今期録画している27本のアニメをお家で消化し、ときにはバッティングセンターの120kmレーンでバットを振り回したりもしています。
そして、言われます。
「よくわからない人ね」と。
それでも、好きなものは好きなので仕方ありませんよね。

そして、それを言い訳に油断していると、わずか一ヶ月で社内に定着してしまいました。
「竜仲は酒が好きだ(特にハイボールと日本酒)」と。
同時にひもじいキャラも定着してしまい、私の心の内にあるのはこの一言だけ。
「こんなはずじゃなかった」
(ちなみに、本当に辛い時に助けてくれるのは米と味噌です)

そして、今、とある悩みを抱えております。
「私は女子部に所属しています」と言っていいのだろうか?
でも、きっと、私の中にも女子っぽいところはあるのです。
甘いものが好きとか(激辛も好き)、カフェ巡りが好きとか(居酒屋ハシゴも好き)、「女の子の毎日をかわいく。」がコンセプトのまとめサイトをよく見ているとか(気になる方は検索してみてください)、かわいい雑貨が好きとか、割と自炊しているとか……。
小学生の頃は跳び箱を飛びすぎて顔面から着地し、「きゃっ」なんて叫び声を上げたこともありました。(中学生でハンドスプリングを失敗したとき以来は、声もなく体育館に鈍い音を轟かせるようになりました)

そんなこんなで「女子とは」という哲学の道に迷い込み、抜け出し、前向きに考えた末に、女子部に所属しているという自覚を持つことで女子らしさを手に入れる」という結論に至りました。
私はこれから、女子らしさを身につけていこうと思います!

さて…写真がない。どうしよう。

昼飯(小)

私の常備食という名の昼ごはんです。(唐突)
ドン引きされるので写真をセピア色にしました。
でも、安心してください。

朝飯(小)

朝食も食べてますよ。


……。(満足)
こんな感じの竜仲スグルですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

「化けの皮が剥がれるまで時間がかかりそう」と言われておりますが、このブログをきっかけにぺりぺりと剥がれていくのだろうと思います。

とりあえず、一枚目剥けたかな?
それではこの辺で。


猫乃ってこんな奴

猫乃しおり
本日の担当は猫乃です(=・ω・)ノ

今回は、そうですね。
「もっと自分をさらけ出せ」と言われたので、猫乃の失敗談(?)を話したいと思います。

高校の時、友人とボーリングしに行った時のことです。
誰が1番スコアを取れるか競っていました。
猫乃の番になり、いざ投球……!
自分で言うのもなんですが、小学校の同窓会で男子に勝ったことがあるので自信満々でした。

けれど、あまりに気合いを入れ過ぎて、ボールが隣のレーンに突っ込む事態に。
隣のレーンを使っていた優しいカップルは、驚いていましたが許してくれました。
あの時は、かなり焦ったぁ……。怪我がなくて良かったです。
皆さんも気をつけてくださいね(滅多にないと思いますが)

そうそう。
高校時代では、もうひとつやらかしたことが。
英語の授業中に、突然奥歯が少し欠けてしまったんです……。
どうやら、気づかないうちに虫歯になっていたらしく(-ω-)
鏡で欠けた歯を確認しようと思ったら、怒った先生に鏡を取り上げられて
咄嗟に「teeth broken‼」と叫んだら、さらに怒られました(;´・ω・)
今になって考えると、そりゃそうですよね。
授業中だし、英語の使い方間違ってるし……。
でも、あの時は必死だったんです。

最後に、ここ最近の話をひとつ……。
先日、半日ほどずっと胸の脇辺りに痛みがありました。
もしかして、肩コリのせいかなとも思ったのですが、そんな痛みではなかったんです。
ズキズキと脇辺りに痛みがあり、もしかして乳がんなんじゃと思いました。
「やばい……。これ絶対病気だ。私、死ぬかもしれない」
「親ブラのワイヤーが飛び出てましたてことになったら……」と、色々考えました。
友人にLINEをしながら、帰宅。
「とりあえず、親に相談するのは着替えてからにしよう」と服を脱いだら……

ブラのワイヤーが飛び出てました。

「どうりで痛いはずだわ~」と、ひと安心。
この時期、乳がんのニュースとか流行っていたので、本気で病気かと思ったんですよ。
何事もなくて良かったです! ほんと!
……にしても、そんな古くもないはずなのに('ω')なぜワイヤーが……と疑問でした。
扱いが悪いのか……?

そんなこんなで元気な猫乃です。
さらけ出すって、こんな感じで良いのでしょうか。
思い込みが激しいというのは、分かっていただけたかと思います。

さて、猫乃の失敗談(?)だけでは申し訳ないので、最後にオススメ本を紹介したいと思います。
百田尚樹さんの「フォルトゥナの瞳」
あらすじを少しご紹介――。
幼い頃に家族を火事で失った木山慎一郎。
自動車塗装工として働いていたある日、体の一部が透けている人間と出会ってしまう。
最初は幻覚だと思うけれど、実は他人の「死」が視えてしまう瞳を手に入れてしまったのだった。

先日読み終えたのですが、最後のほうは電車ではなく家で読むことをオススメします!
世界観に引き込まれて、すんなりと読めました。
次は「海賊とよばれた男」を読もうかな~と思います(*´ω`*)

ここまで書いて気づきました。写真がない……!
一昨日食べたケーキを載せます(笑)
お祝いの言葉をいただき、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
ケーキ1
ケーキ2
ホールケーキ2/3を食べて思ったこと。
「これは、大人数で分ける用だ」
食べ過ぎたけど、気にしない!!

それでは、また(*´ω`)ノシ

ここだけのはなし

花井カオリ

みなさまこんにちは!
本日の担当は花井カオリでございます。

ブログのネタが尽きました。
……とエレ女メンバーに相談したら、マーコさんが「『バレンタインの思い出』はどうですか」って言ってくれた。
でもごめん、私、バレンタインになんの思い出もないの。

というわけで、事務所で日々を共にしている私だけが知る、エレ女メンバーのいらない情報を皆様にお届けします。

刮目せよ。

▼恵莉ひなこ(付き合い歴ほぼ4年)
・同じ場所に5回行っても道を覚えない。
・(特に私と一緒にいると)恐ろしいほど何もしない。
・自宅のトイレの水を流すレバーが壊れてるのに修理しない。(おかげで泊まりに行った私は流し方が分からず困惑)
・屋台とかで売ってる焼きそばの紅ショウガが嫌い。というより、焼きそばに紅ショウガが色移りしているのが許せない。(どうでもいい)
・膝からたまにごっつい毛が一本生える。(本当どうでもいい)
・口癖は「(死んだ声で)花井さぁん、ちょっといいっすか」(※主に仕事の相談を持ちかける際に使用)

▼佐藤マーコ(付き合い歴2年ちょい)
・愛猫につけられたという引っ掻き傷をニヤニヤしながら自慢してくる。(怖い)
・集中するとつま先を床にグリグリするので事務所用サンダルがすぐ破損する。
・普段は大人しめなのに、カラオケに行って好きなアニソン歌ってるときはテンションMAXすぎてこっちが「お、おう……」ってなる。
・夏場は自分でカットしたスイカをどんぶりに入れてモリモリ食べる。もうエレ女の中ではスイカと言えばマーコさん。
・口癖は「ひゅー!」。(※使い方は多岐多様。特に喜びを表現する際に使用)

▼猫乃しおり(付き合い歴1年半)
・とにかくよく靴を壊す。ヒールが折れるレベルじゃない。靴底がもげる。
・一時期ネイルにはまっていたが、爪にカビが生えたので即やめている。
・謎の略し方をする。(先日、『アンリ・シャルパンティエ』を『アンリ・シャルパン』と謎の略し方をして私とマーコさんから「ティエまで言えや」と総スカンを食らった)
・口癖「……もういいです!!」。(※主に、しおりさんが突然萌え語りをし始め、私とマーコさんが冷めた目で「ふーん……」と冷めた反応をした直後に使用)

▼竜仲スグル(付き合い歴1ヶ月弱)
・酒好き。特に日本酒が好き。三度の飯より酒が好き。


……こんな感じでしょうか!
え、別にディスってないっすよ? いやだなーもー!

本当はもっと知ってること沢山あるけど、毎日毎日一緒にいるから、逆にどうでもいいことしか思い出せないんです。
スグルさんは、これから深く付き合ううちにどんどん本性をさらけ出してくれることでしょう。
どんな個性が出てくるのかな。楽しみ楽しみ。

今回のブログ、ちょっと身内ネタすぎた?
でもまあ、たまにはこんなのもいいでしょう! ね!

こんな感じで、エレ女は毎日わいわい仲良くやってます。
また旅行行きたいなー。もう話すことなんにもないけど。

それでは、今日はこのへんで!
花井カオリでございました。

遊園地のトラウマ



前回担当記事より、引き続きトラウマ話を。
今回は遊園地にまつわるトラウマを3つ、挙げてみます。
文字ばかりで長めなので、暇で仕方がないときにでもどうぞ!

■1つめ
皆様は、「としまえん」という遊園地をご存じでしょうか。
↓こちらです。
http://www.toshimaen.co.jp/index.html

小さい頃はあそこによく連れて行ってもらいました。
としまえんには、自分の足で歩かなければならないタイプのお化け屋敷があります。
今はどうだかわからないのですが、当時は純和風の内容だったと記憶しています。
障子があったり、古びた井戸があったり、墓場があったりなど。
何せ昔の記憶すぎて、詳細をはっきりと思い出すのは難しいのですが。

あれは、小学校に入る前。園児だった頃です。
私は母と2人で真っ暗なお化け屋敷の中を歩いていました。
あちこちに不気味な影があって、おぞましい音がしたりして、もうビクビク。
母の手をぎゅっと握りしめながら、お化け屋敷を進んでいったのです。

ところがですね、その母がとある場所で突然私の手を離したのです。
そこは、ろくろ首がにゅっと出てくる場所。
母は私をろくろ首にできるだけ近づくように指示すると、カメラを構えました。
「はい、笑って!」

笑えるわけない。私、ぎゃん泣き。
ろくろ首、センサーだったのかな……私が前に立っている間、ずっとそこにいる。
もしかしたら、ちょっと首が揺れてたかもしれない。
私は恐怖で逃げ出すこともできず、「笑って」のリクエストに応えることもできず、
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら、延々と立ち尽くし続けました。
あの時間は長かった。ほんと、それだけはよく覚えてます。

あれ以来、私は歩くタイプのお化け屋敷が本当に駄目です。
手汗が滝のように出てくる。
私のホラー耐性の低さは、ここが始まりなんじゃないかと思います。
乗り物タイプは、目を閉じていれば済むので平気なんですけど。

■2つめ
こちらも「としまえん」での話。
私、昔からジェットコースターの落下時に感じる、お腹がふわっとするあの感覚、
いわゆる無重力状態がとても苦手でした。
で、そういうのを感じそうな乗り物は極力避けてきたんです。

ところが小学生くらいだったかな、母や親戚ととしまえんに行きまして。
あそこには「パイレーツ」という、
大きな船が振り子のように左右に揺れるタイプの乗り物があります。
あれに私がまだ乗ったことがない、というのが母や親戚にバレまして。
(乗ったことがないと知られたらきっと乗れと言われるので、隠していた)
「そんなに怖くないよ」という言葉に説得され、渋々乗ることになりました。

そしたらね、母がアドバイスをくれたんです。
「船の先端に乗ると、落下量が少ないから無重力にならないよ」って。
……未知への恐怖に考える力が弱まっていたんでしょうね。
私は素直に頷き、船の先端の席を選んで座りました。
そして安全バーが降り、船が動き始めます。
そこでようやく、私は気付きました。
「船の先端のほうが落下量、明らかに多くない?」
「一番怖くないのは、船の真ん中の席だったんじゃないの?」って。

でも、もう後の祭りなんです。
騙されたと気付いたときの絶望感と来たら、すごかったですよ。
はっきりくっきりと覚えていますが、私はあのとき生まれて初めて、
恐怖で足が震えるという体験をしました。
あれ以来、パイレーツ系の乗り物には一切乗ってません。
これからもないと思う。

■3つめ
最後は、ディズニーランドが舞台となります。
私が小学生か中学生、その辺りの頃のお話です。

無重力状態が苦手な私は、ランドで唯一
「スプラッシュマウンテン」を苦手としておりました。
最後にコースターが滝にダイブする、あれが怖くて。
しかしこの頃になると、ランドには友人ともよく行く機会があったので、
スプラッシュマウンテンの恐怖を乗り越えたいなと思っていたんです。
絶叫系は、みんなで楽しみたいですしね。

で、家族でランドに行ったとき、その悩みを話しました。
そうしたら母が言うんです。
「落下するときに顔を上げて、両手でバンザイするといい」って。

なるほど、と思いました。
それまで落下時といえば、歯を食いしばって顔を伏せて安全バーにしがみつく、
という体勢しかしたことがなかったんです。
だけど皆がやっている落下時のバンザイ、
あれは恐怖を散らすためのもの
だったんだなって。

勿論試しました。
で、泣きました。当然のごとく。
顔を上げて手を離すと恐怖が倍増されるだなんて、聞いてない!!!!!!
これで口を開けたら魂が抜け出ていくんじゃないかって、一瞬本気で思った。

ちなみに母は、スプラッシュマウンテンで私がしっかり顔を上げて
撮影された写真を見てご満悦でした。
私はあれから、二度とバンザイポーズをしなくなりました。
スプラッシュマウンテン自体は、とにかく乗りまくって慣れることで克服できました。

――以上、遊園地にまつわるトラウマでした。
こうして振り返ると全部、母が原因なんですけども。
私はなんて素直な子供だったんでしょうね。
さぞ騙しやすかったでしょうよ……。

この3つのトラウマに関しては、成長してから文句を言ったんですが、
母は大笑いしてました。まったく覚えてないって。ちくしょう。
まあでも、こんな出来事がありつつも、今でも母と行く遊園地が好きです。
愉快な人なんですよ。

では、本日はこの辺で。
担当は、恵莉ひなこでお送りしました!