
みなさまこんにちは!
本日の担当は花井カオリでございます。
今年も残りあと1ヶ月……という事実に戦慄しております。
本当、1年ってあっという間ですね。ああ恐ろしい。
今回は、私の好きな映画について語ろうかと!
私、洋画より断然邦画派なんです。
過去に見た本数は半々といったところなのですが、
『好きな映画は?』と聞かれて頭に浮かんでくるのはほとんど邦画です。
私の印象としては、
洋画はもともとある展開案をベースとして、登場キャラがそこに合わせて動いていく感じ。
邦画は登場キャラの心情をベースとして、お話が展開されていくようなイメージがあります。
私は物語の登場人物に自分を投影しながら、細かな部分を解釈していく傾向にあるので
どうしても心情描写の厚い邦画を好きになってしまいます。
というわけで、私の愛する映画をいくつかご紹介!
1つめは、「パコと魔法の絵本」。

エレ女レイトショーにも、真っ先にこれを持ち込みました。
(※エレ女レイトショー……エレファンテ女子部が月1で行っている映画鑑賞会)
一棟の病院を舞台に繰り広げられる、
パコという少女と、そこに入院する患者たちの美しくも切ない物語。
これ、決して子供向けの映画ではありません。
子供は見るな、という意味ではなく、大人こそ見るべき映画という意味です。
まずその鮮やかで色濃い映像美に目を奪われます。
最初は「ギャグ系の映画かな~」と気楽に見ていたのですが、
お話が進むにつれ、患者たちそれぞれが持つ心の傷や、人間としての弱さが見え隠れしてきます。
みんな気丈に振る舞っていても、やっぱりどこか脆い部分があるんですよね。
詳しく説明してしまうとネタバレになるのですが……。
とにかく、物語中盤からは涙なくしては見られません。
私が初めてこの映画を見たときは、本気でティッシュ半箱くらい使いました。
脚本も構成も役者さんの台詞回しも、全てが洗練されています。
落ち込んでいる日や、ストレスで苛々しているときに見るのもいいでしょう。
見終えたあとは、心が洗われたような気持ちになれますよ。
好きな映画を聞かれたとき、真っ先に挙げるのがこれ。
私が生きてきた中で、いちばん繰り返し見ている映画だと思います。
ちなみにこれは、映画内の絵本に出てくるキャラクターフィギュア。

かわいいでしょ。
お部屋に飾ってます。
2つめは、「容疑者Xの献身」です。
皆さまご存じでしょうから、あらすじは割愛します。
見終えたあと「ウオオアアアアアアア」と叫びたくなった映画は、過去をいくら遡ってもこれくらいなものです。
初見は数年前だったのですが、最近また見返したんですよ。
やっぱりよかった。何度見てもたまらない。
堤真一さん演ずる石神の不器用で、歪んでいて、果てしなく純粋な想い。
いやあ……堤さんは本当に幅広い演技をしますよね……。
切なさで胸が苦しくなってベッドでもんどり打つ映画ナンバー1です。
ああ、また見たくなってきた……。
なんだか一つ一つ書いていたらキリがない気がしてきたので、
以下にオススメ邦画を羅列しておきます。
----------------------------------------
・ツレがうつになりまして。
・八日目の蝉
・新参者「眠りの森」(※これは2時間ドラマですが、Huluなんかで視聴できます)
・青天の霹靂
・WOOD JOB!~神去なあなあ日常~
・おくりびと
・クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
----------------------------------------
書き出してみて、「あ~やっぱり私ったら邦画が好きだわ」と再確認する花井なのでした。
逆襲のロボとーちゃんは素晴らしいですよ。

個人的には、クレヨンしんちゃんの名作と呼ばれる
「オトナ帝国」や「アッパレ!戦国大合戦」より好みです。
お時間と機会がありましたら、是非みなさんも鑑賞してみてくださいね。
では、本日の担当は花井カオリでした!
