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決して物知りではない

花井カオリ
みなさまこんにちは!
本日の担当は花井カオリでございます。

今回は、私の愛読書について。
普段は小説ばかり読んでいますが、それ以外にも好きな本はたくさんあります。

とりあえず、部屋に散らばっている本の一部をかき集めてみました。
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本屋さんに行くと、つい知識欲がくすぐられる本を手に取ってしまいます。
とは言え、難しく書かれた本は全然頭に入ってこない……。

なので、小中学生向けのこういった本を所持しています。
ナツメ社さんの『知的世界が広がる 世の中のふしぎ400』!
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これは2ヶ月くらい前に購入しました。
1日1ページ読むだけでお腹いっぱいになれます。

ほら、帯に載ってる題目だけで、こんなに興味がそそられる。
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初歩的なことが多く書かれていると見せかけて、大人も知らない知識がふんだんに盛り込まれています。
ちなみに、約50kgの本マグロ1本からはお寿司が2000貫作れるらしい。
牛は1日で牛乳パック約30本分の乳を出せるらしい。
こういう、ある種どうでもいい知識ってなんか楽しくて好きです。


という流れから……雑学系の本も好む傾向にあります。
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いくら読んでも、実際に覚えていられることってほんの一部だけなんだけどね……。
ま、まあ、一度でも目を通すことに意義があるのだよ! 多分!


あと、これは単なる趣味。
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錯視って面白いですよね~。
「ああっ、私の脳、いま混乱してるっ!」って思うとワクワクしちゃいます。
トリックアート美術館にも何度か行きました。あれはいいものだ。

最近見ないけど、テレビの砂嵐みたいな画像が1枚あって、
目を近づけたり遠ざけたり、寄り目にしたら文字が浮き出てくる……みたいなアレ、みなさん分かりますか?(※ステレオグラムと言います)
ずっと見てると頭痛くなるけど、あの不思議さがたまらなく好きです。


そして、これも単なる趣味。
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『伝統工芸青山スクエア』で尾張七宝を買った際に頂いたパンフレット!
タダで貰っちゃって良かったのか……!? ってくらい、内容が充実してるんです。

日本全国の『経済産業大臣指定 伝統的工芸品』が、写真と簡単な説明を添えて一覧になっています。
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素敵すぎて、一時期カバンに入れて持ち歩いてました。
電車の中で熟読する私は、なかなか奇抜な存在だったかもしれない……。

次に欲しい工芸品は、静岡県静岡市の『駿河竹千筋細工』の小さな鞄。
あと、山梨県甲府市などで作られる『甲州手彫印象』(いわゆる印鑑)。
いつか……いつか手に入れるんだっ……!

という、私の愛読書のお話でした。
シナリオ資料本は別にあるので、そのお話は別の機会にでも。

それでは、今回はこのへんで!
花井カオリでした。



窓際に広がる世界



こんにちは。
本日の担当は、恵莉ひなこでお送りします。

突然ですが、皆さんは収集癖ってありますか?
私は、好きなものはどうしても集めたくなり、更にその集めたものは
仕舞い込むのではなくディスプレイしなければ気が済みません。

ポストカード・イーヨーのぬいぐるみ・エジプト香水瓶にシルバニアファミリー。
本当は手拭いも集めてみたいなと思っているんですが、
明らかに家の中が物で溢れ始めているので、必死に我慢しています。
でも、色んな柄の手拭いを壁に貼ったら、可愛いだろうなあと考えてしまい、
そのたびに収集欲がうずうずと騒ぎ始めます。いつまで我慢できるのでしょう。

さて、今回はそんな私のコレクションから、シルバニアファミリーをご紹介します。



左は「きらめくふん水の大きなお家」で、
右は「森の学校」と「木もれ日のお部屋」が合体しています。
学校は音楽学校で、2階が幼稚舎で1階が小学部。
左の家は学校の寄宿舎で、実家がお金持ちの子は一人部屋だけどそうでもない子は相部屋であるとか、
先生たちの目を盗んでこっそりパーティーする慣習があるとか、私だけが楽しい設定がたんまりあります。




左は「マロンイヌの先生」という、小さなお店屋さんシリーズの1つだったと思います。
右の木は「森の学校」の一部です。
左は特別音楽室で、
隣接する建物の2階がガーデニングのお店・1階は郵便局、というイメージで作っています。


手前の警察官はアナグマ。
この子はUK版のシルバニアファミリーですが、とても格好良くて気に入っています。
学校周りを厳重にパトロールしてくれるナイスガイです。

あとは、右側に海エリアがあり、別のところにマンションもあるのですが
それはまた別の機会にご紹介(という名の自慢を)します。

シルバニアファミリー、気付けばどんどん増えていっており、
先ほど数えたら人形だけで55体いました。
でも、まだ増やしたい。学校に生徒が足りないんです。

脳内設定を好きに作って、
それに沿うように家具や人形を配置していくのが本当に楽しいです。
空想癖・妄想癖・そして収集癖がある方が手を出すと、
あっという間に引きずり込まれてしまう恐ろしくも可愛いオモチャ。
それがシルバニアファミリーだと思います。
いつかシルバニアだけを飾る部屋を作るのが、私の野望のうちの1つです。

……ここは一応、会社のブログなので
なんとか仕事に結びつけた記事にしようと思ったんですが、
サッパリまとまりませんでした。もう諦めます。

私はいつでもシルバニア仲間を募集しております。
シルバニアファミリー大好きです、という方は是非ご一報ください。
トークに華を咲かせましょう!

それでは、趣味全開の記事にお付き合い頂き、ありがとうございました!

エレファンテに入るまで

花井カオリ
みなさまこんにちは。
本日の担当は花井カオリでございます。
とうとう9月になってしまいました。

さて今回は、『私がエレファンテに入社するまで』のお話をしてみようかと思います。
ちょっとだけ長くなりますが……。

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大学2年生の時、ちょっとした病気を患いまして、極端な引きこもりになりました。
家を出ることができず、時間ばかりが過ぎていく。
その間なにをして過ごしたかと言ったら、やはりゲームをしたり、本を読んだり、映画を見たり……。
気がつけば、私の心は常に物語の中にありました。

物語っていいなあ。
その世界に没頭している間は、不安や悩みが吹き飛んでいく。

そんな想いは、やがて「私も物語を作りたい」という欲求に変わりました。
とは言え当時は引きこもり。
シナリオスクールに通うわけにもいかないので、とりあえず自分の小説サイトを作ることにしました。

物語を作るために、まず何をすべきなのか……などの基礎の基礎も知らない私でしたが、とにかく思うままに短編小説を書いてみる。
それをサイトにアップして、また別の短編小説を書いてみる。
1ヶ月すぎたあたりから少しずつサイトの訪問者が増え始め、嬉しいご感想を頂いたり、次はこういうお話を書いてみていただけませんか、とリクエストを頂いたりしました。
「次の更新を楽しみに待ってます」なんて言われちゃった日には、ベッドでじたばたしながら喜んだなあ。

病気のこともあり、「私って存在価値あるの?」だなんて考えてしまう時期だったのですが、
文章を綴っている間は、それこそ「生きる意味」を見つけられたような……そんな気分になれたものです。
物語を作ることが、私にとっての唯一の希望でした。

だんだん身体の調子がよくなり、大学4年生。
やってきました就職活動です。
はじめはどこかの会社で事務社員をやろうと考えていました。
文字周りの仕事に就きたいな……とも思っていたのですが、大学では地理学を専攻しており、分野が違いすぎて就職に不利だったんです。

なので、一般事務を募集している会社さんを探したのですが……うーん、なんかなあ……。
というか、募集要項に「体力があり、心身共に健康な方」とか書かれているのを見ると自信がなくなっちゃったんですよね。
「面接行ったって、この身体じゃどうせ受からないわ」と思うと落ち込んでしまい、結局1社にも応募できませんでした。

そんなある日、ネットサーフィン中にたまたま見つけたのが、現エレファンテのサイト。
求人のページに「シナリオライター募集 ※未経験者可」と書かれているのを見て、
まず「アハハ、こういうのって結局未経験者は採用しないくせに~」と鼻で笑う。

流れで業務実績のページを見て、「あ、これ私が好きだったゲームだ……」「わ、アニメ脚本もやってるんだ。へぇ~」「中にいるライターさんは小説も出したりしてる……」「雑誌とか書籍の編集もやってるのね……」「……ふ、ふぅん?」と、徐々に前のめりになる。
なんだこの会社、私が憧れてた『文字周りのお仕事』、ほぼ網羅してるじゃないか。
他のシナリオ会社さんとはちょっと違うぞ。

それから1週間ほど、毎日サイトを眺めては、「※未経験者可」の文字をみてうーんと唸っていた気がします。
特筆されてはいないけど、この会社だって健康な人を採用したいよなぁ。
今はだいぶ健康だけど、正直体力にはまったく自信が無い。
でもシナリオライターはきっとPCに向かって作業するのが主だし、私にもやれる……かも……?
それで、最終的に「まあダメだろうけど、やれるだけやってみよう」と思い、
そこから3ヶ月くらいかけてシナリオについて独学し、サンプルのシナリオを作成して応募した次第です。

当時はただ我武者羅に勉強してましたが、よく考えてみれば、その3ヶ月の間に求人枠が埋まっちゃう可能性もあったんだよなあ……。
とは言え応募したタイミングもよかったようで、面接をしてもらえることになりました。

1次面接時はそのまま帰宅し、2次面接時の最後に採用の旨を伝えられ、
あまりの嬉しさにその場で号泣するという失態をおかし、みんなに笑われたのを覚えています。(いまだにからかわれるし……)
色々と辛かった時期とかのことを思い出しちゃってね。
あと、これでやっと両親に嬉しい報告ができるーよかったーとか。
単純に、私なんぞを必要としてくれてありがとうございます、とか。
いやぁしかし、未経験者を採用してくれる会社って本当にあるんだね。へんなの~。

……というのが、私がエレファンテに入るまでの経緯です。
ちなみに、今は気力も体力もばっちり回復してます。超健康!
一時期げっそりしてたけど今ぶくぶく太ってる!
体調悪かったほうが外見はよかった!

ここまで見ると「花井さんは会社が大好きなのね~」と思われそうな気がしますが、
夏期休暇明けの月曜日には、早起きが嫌すぎて、ストレスで鼻の横に死ぬほどでっかいニキビができました。

まだある。
というか、口内炎までできた。
ああ~……シルバーウィークまだー……?

そういえばうちの会社、一人一人名刺の色が違うんですよー。
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色とりどり! 個性溢れてます。

会社の誰にも話してないけど(まぁここでバレるけど)、
残念なことに宝塚熱がおさまりません。いやほんと残念。
お給料さんバイバイ!

長くなりましたが(4KBもある)、今回はこのへんで。
花井カオリでした!

8月の幸福



こんばんは。
本日の担当は、恵莉ひなこでお送りします。

先日、エレ女メンバー8月のお楽しみとして、
劇団四季の「ライオンキング」を観に行ってきました。



7月に日本公演1万回を迎えた、超有名ミュージカルです。
昔から観たい観たいと思ってはいたものの、十年以上その機会を作らずにいたのですが。
とうとう観劇することができて、感無量です。

舞台装置に、凝った動物の造詣、圧倒的な歌唱力。
素晴らしいミュージカルでした。
「ヌーの谷」シーンの演出は必見だと思います。

ミュージカルを観るたびに感じるのですが、舞台上の方々は本当に楽しそうですね。
笑顔のシーンでなくとも、その瞬間を楽しんでいるのが伝わってきます。
遥か昔に、あの楽しそうな輪に加わって一緒に歌って踊りたい、
という衝動を覚えた頃があるのを思い出しました。
みんな、キラキラと輝いて見えるんですよね。

――さて、8月はもう一件舞台を観てきました。
小林賢太郎さんの「ポツネン氏の奇妙で平凡な日々」です。


(フライヤー、バッグの中で折れ曲がってしまいました……)

小林賢太郎さんはお笑いコンビ「ラーメンズ」の一人ですね。
非常に完成度の高いコント、舞台などを作り出す方だと、個人的には思っています。
言葉遊びが秀逸なので、聞いているだけでもとても心地よいコントをされる方です。

が、今回観た「ポツネン」は小林さんのソロ劇で、ほとんどサイレント芝居です。
それでも、スクリーン映像と芝居とで不思議な世界観が見事に作り出されていて、
毎度のことながら「この発想はすごい……」と感じ入ってしまいました。

そして舞台終了後の挨拶で、小林さんがこんなことを仰いました。

「僕を見つけてくれて、ありがとうございます」

その言葉が、深く胸に突き刺さりました。
なんて素敵な言葉なのだろうと、毎日噛みしめています。

いままで様々な作品に色んな立場で関わってきましたが、
今一度、出会った方々に感謝をしようというきっかけの言葉をもらった気がしています。
これから出会う方々にも、同じ感謝を抱いていきたいと思います。

それでは、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回のエレ女ブログ更新をお楽しみに!